護国寺

護国寺

古くから住宅地が広がる坂道の街

護国寺は同名のお寺を間近にする文京区の駅の一つです。
真言宗豊山派の寺院として設置されたもので、徳川綱吉の母親である桂昌院によって天和元年(1681年)に創設されました。

駅としての護国寺は東京メトロ有楽町線の路線にあり、近くにはJR山手線の大塚駅があります。

古くから住宅街として発展してきた街であり、駅の東南一帯の小日向エリアは神田川の北側にあたる丘陵地帯で、過ごしやすく災害に強い高級住宅地エリアです。

文京区というのは全体的に非常に坂が多く、駅から住宅街に向かうと次々と坂道が現れてきます。
護国寺周辺にある坂道としては、「富士見坂」「清戸坂」「小篠坂」などがあり、ジブリの映画のタイトルにもなった「コクリコ坂」もこの周辺にあります。

こうした坂道は慣れるまで昇り降りが大変ですが、この傾斜は南向きをしていることから住宅地全体が日当たりがよく、風通しのよい快適な住環境なのです。

護国寺の南側には、日本庭園をそのまま使用した「椿山荘」という有名なホテルがあります。
大学施設も多くお茶の水女子大や筑波大学附属小中学校といった名門大があり、それに比例して子育て世代の家庭や学生向けのアパートやマンションが多くなっています。

住環境としてはややお店が少ないという点が気がかりですが、土地としてのプレミア感はかなり高いので治安面を重視するならおすすめのエリアです。

都心部に近くアクセス環境はよい

護国寺は東京メトロ有楽町線では2駅で池袋に出ることができます。
飯田橋に一旦出ればそこから新宿区や東京方面に簡単に出ることができるので、交通の利便性においては都内でも有数の場所です。

しかし古くからの住宅地であること、昔から高所得者層が子育てをする場所として発展してきたことから、不動産価格が値崩れせず高止まりしているのが実情です。

そのため新宿や渋谷のように大規模な都市として今後発展していくという可能性が低く、現在以上に利便性が高くなるという事はあまり期待しない方がよいでしょう。

マンション購入を考えている人にとっては値崩れしにくい安全性の高い物件となりますが、賃貸で入る場合はそれなりに家賃の高さは覚悟をしておくべきです。

普段の生活に必要な品物については、駅前にある「マルエツプチ護国寺駅前店」で買うことになります。

「マルエツプチ護国寺駅前店」はコンビニ型ミニスーパーでそれなりに品揃えはよいですし、深夜1時まで営業しているというのは嬉しい点です。

しかしながら他にお店がないというところが大きなネックとなってくるので、地元だけで厳選して買い物をしていきたいという人にとってはちょっと厳しいかもしれません。

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