下高井戸

世田谷区と杉並区の境界にある住宅街

下高井戸は京王線で明大前の次の駅にあたる場所にあります。
住所としては世田谷区になりますが、地理的には杉並区との境界に位置しているので、あまり世田谷区の住宅地という雰囲気はしていません。

どちらかというと庶民的な杉並区の住宅地に近い雰囲気をしており、世田谷区内の中でもお手軽に住める場所ではないでしょうか。

下高井戸駅周辺には大学施設が数多くあることが特徴で、日本大学文理学部や松沢小学校・中学校・高等学校といった学校が密集しており、街中を歩いていてもたくさんの学生とすれ違います。

隣の明大前駅も学校がかなりたくさんあることから、少しでも安い家賃の物件を求めて下高井戸周辺を選ぶという人も多いようです。

周辺の駅と比較して家賃は安めで、すぐ近くの下北沢や経堂といったところは比較にならないほどです。
安いものならワンルームで5万円台のものもあるので、都心に近くリーズナブルに住みたいという人にとっては下高井戸は狙い目と言えるでしょう。

ただし京王線は各駅停車と快速しか停車をしないので、急いで新宿に行きたいときには一旦明大前から急行に乗り換えるなどの必要があります。

明大前からは井の頭線を使うことで吉祥寺へ向かうことができるので、その乗り換えをどうやっていくかという点が、下高井戸に住む時のポイントと言えます。

下高井戸は周辺に大型商業施設のない静かな住宅街となっています。
駅のすぐ近くに交番があるので、引っ越しをするときには交番の位置を確認しておくと共に、できるだけ近くの物件を選ぶ方がよいでしょう。

駅南口からは約200mの真っ直ぐな商店街が伸びており、そこから先はほどんどお店のない住宅街となっています。

ですので普段の生活はその商店街内で済ませる事となり、100均ショップやコンビニなど学生が利用しやすいお店は一通り揃っています。

本格的に自炊をしたいという事ならば、下高井戸駅北口方面に駅前市場があります。
駅前市場では新鮮な野菜などが直販されているので大変便利なのですが、いかんせん店じまいが早く5時くらいには閉まってしまうので、社会人ではそうそう頻繁に通うことはできないかもしれません。

周辺で最も多いのが北口方面にある西友で、こちらはさすがに品揃えが豊富となっており、営業時間的にも問題なく使用をしていくことができます。

閑静な駅南側に住むか、近所に賑やかなお店が多い北口に住むかというのも、また好みが分かれるところかもしれません。

何よりも手頃な家賃価格で「世田谷区在住」というブランドが手に入るというのは、女性にとってかなり嬉しいのではないでしょうか。