南千住

南千住

荒川区でリーズナブルな家賃で入居できる

南千住は荒川区にある下町住宅街です。
アクセスとしては首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスや常磐線、東京メトロ日比谷線といった路線が走っており、そのいずれも一駅で北千住駅と繋がっています。

「北千住」と「南千住」はよく似た名前であり、距離的にも近いところであるので同じ居住エリアのように思っている人もいますが、実際には北千住は足立区、南千住は荒川区で自治区が全く異なります。

具体的には南千住の北部にある隅田川の向こうとこっちで、居住エリアが分かれるという地形です。

そのため南千住は北千住よりもむしろ他の荒川区内の住宅地である町屋や日暮里、東尾久といったところに雰囲気的に似ています。

なお荒川区は東京23区内での犯罪発生率が第21位と下から数えた方が早く、都内では比較的治安のよい地域と言えるでしょう。

ちなみに南千住は江戸時代に日光道中ができるまでは奥州街道の要所として機能しており、南千住を中継して隅田川を渡るというルートがとられていました。

のちに日光方面に向かうための便利な街道として日光道中ができたことで、交通の要所という事もあり、地元農村部の住宅地として発展してゆくことになります。

一方で日光道中の宿場町となったのが北千住で、そうした歴史が北千住と南千住の知名度の違いとなって現れてきているのでしょう。

歴史を動かした遺跡を数多く見かけられます

治安面では比較的安全と言える荒川区は、賃貸物件やマンション物件にかかる費用の安さでも23区内で特にコスパが高くなっています。

荒川区内は交通の利便性が高く、災害にも強い土地であるにも関わらずかなり不動産の平均価格が安いです。

理由は色々あるのですが、その一つに歴史的に悲惨な事件を伝える遺跡が集中しているということがあります。

具体的には江戸時代の三大処刑場と言われた「小塚原刑場」や、江戸幕府による弾圧事件である「安政の大獄」、幕末最大の暗殺事件「桜田門外の変」、江戸・明治の「悪役4人組」を弔う墓といったようなものです。

桜田門外の変の少し後に起こった「坂下門外の変」で討幕運動をした時に処刑された者や、昭和の大クーデターである「二・二六事件」の首謀者磯部浅一の墓があるなど、近代の大事件の関係者の遺跡が勢揃いしています。

裏返せばそれだけ歴史に深いかかわりを持ってきた土地であるということなので、歴史が好きな人にとってはそんな激動の時代を感じることができるおすすめの場所と言えます。

住宅の選び方としては、南千住駅周辺は夜間も明かりが多く人通りもあります。
ですのであまり路地裏に入らず、駅に近いところを選ぶようにするのがおすすめです。

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