高円寺

高円寺

商店街が多く治安の良いエリア

高円寺は杉並区にある中央線の駅の一つです。
杉並区は23区の西部に位置しており、中央線でみるとお隣中野駅とは中野区と杉並区のちょうど境目となっています。

元々杉並区は都心部のベッドタウンとして発展してきた歴史がありますが、現在では歴史を感じることができる落ち着いた雰囲気の住宅街になっています。

都内でも治安の良い地域としてもよく知られており、特に高円寺~阿佐ヶ谷の二つの駅の間は女性を中心に人気の高い住宅エリアです。

杉並区の他の住宅エリアとしては、荻窪や西荻窪といった中央線の駅や、京王井の頭線沿線の浜田山や高井戸といったところがあります。

これらはいずれも雰囲気のよい静かな住宅街となっており、全般的に人気が高い土地です。

杉並区の特徴は自然環境と適度な利便性に恵まれているということで、周辺には縄文時代の住宅跡や塚山遺跡といったものがあり、古代から住宅地として使用されてきたという安心感があります。

近隣で最も早く開通したのは井の頭線で昭和9年(1934年)のことですが、本格的に住宅街として開発が入ったのは戦後に入ってからです。

賑やかな「高円寺阿波踊り」

高円寺の夏のイベントとして最も有名なのは、やはり8月下旬に開催される「高円寺阿波踊り」でしょう。
高円寺阿波踊りは姉妹関係にある徳島市と連携して行われる行事であり、個性的な衣装やグループが毎年登場することが特徴になっています。

中でも女性グループの参加率が高いということが特徴的で、華麗かつ勇ましく踊る女性たちを見かけることができるでしょう。

開催期間中には高円寺周辺に8つの演舞場が設けられ、それぞれの「連(グループ)」がおそろいの衣装をまとってそれぞれの阿波踊りを披露してくれます。

阿波踊りは昭和32年から高円寺商店街の夏祭りとして開催されているものです。
開催期間中には商店街が一体となり、出店などしてお祭りを盛り上げます。

毎年高円寺阿波踊りに動員される人は100万人以上いるとされており、中には高円寺名物となっている期間限定の飲食物も登場するとの事です。

通常の高円寺商店街はJR高円寺駅の北側の早稲田通り沿いにあり、商店街の半分は中野区に属しています。
商店街は昔ながらの雰囲気があり、個人の理髪店や蕎麦屋など、今では見かけることが難しくなったお店が存在しています。

南口方面には古着屋なども多く置かれており、名物となっているパン屋やスイーツショップもあるので散策を楽しめるでしょう。

一方で普段のファッション選びに便利な中野セントラルパークも徒歩圏内にあり、なつかしい昭和の雰囲気と現代の大型商業施設の両方へのアクセスが良好な、非常に住みやすいエリアです。

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