上京してカルチャーショックを受けた瞬間とは

東京の電車にショック

進学や就職で東京に移住してまず驚くのが電車でしょう。
朝のラッシュ時は、乗車率200％にもなる路線もあり、とにかくぎゅうぎゅうと押し込まないと電車に乗れないのは衝撃的光景でしょう。

満員電車に乗らなくては学校へも会社にも行けず仕方なく乗ってみるものの、立っているだけでも、カバンを手放さずに持っていることさえ必死です。
電車で身体が宙に浮くなんて話を聞くと地方の方はありえないと思うかもしれませんが、每日の出来事なのです。

押し込められて窒息しそうになったり、骨が折れるんじゃないかと思うことも発生します。
そんな中でも、本を呼んだりスマホをいじっている人もおり、器用に電車を楽しんでいる光景をみてショックを受けるようです。

電車は数分単位で次々とやって来ることにとても驚かされます。
いかに人が多いかということを思い知らされます。

電車を1本乗り過ごしても、また来るので遅刻せずに目的地に着くことに驚いたり、またすぐ電車が来るのに乗り過ごして悔しそうな人を見ると、分単位で生きている事を実感させられます。

電車に関しては驚きの連発で、「特急」電車であっても、別料金を取る電車ではなく、駅を通過して主要駅により早く着くのにびっくりしたという声を聞きました。
特急というとたしかにボックスタイプになっている電車をイメージしてしまいがちですね。

路線によっては「急行」「準急」など、あらゆる種類の電車が来るので、どれに乗ったら良いかパニックになってしまう時もあります。
地方と違ってひと駅間隔は短いものの、乗り換えをしないと目的地には着かず、まるで迷路のような駅構内で迷子になったりします。

駅名が違うのに同じ駅構内という駅もあり、複雑過ぎる電車網にとにかく驚かされるようです。
駅の間隔が短すぎて、なぜ至近距離に駅が存在するのか疑問に思うこともあります。

東京での生活は、カルチャーショックの連発です。
今まで使っていた方言が、伝わらなくなってしまたり、今まで食べていたご飯が特別なものと気づいたりします。

地元に住んでいた頃はなかなか手に入らなかったものがあっさり手に入ったり、また逆も然りです。

いろいろ思うことはあるかもしれませんが、そんな東京にとりあえず染まってみるのが生きるノウハウです。
東京の嫌なことばかりを考えていたら、人も寄ってこないし、仕事も上手くいきません。

真似から入って全然大丈夫だと思います。
東京の人がやっているようなことを、同じようにやってみてはいかがでしょうか。
実際にやってみると、楽しかったりするものです。

東京に染まりたくないと思っている人も、心の中では地元を大切にし、表向きは東京人を気取りましょう。
染まってみることで、東京の良さに気づくかも知れません。