オンライン授業や在宅勤務での部屋づくり!集中できる空間のコツ

作業スペースと生活スペースをなんとなくでも分ける

オンライン授業や在宅ワークが当たり前になった今、自宅の「作業スペース」の重要性をひしひしと感じている人も多いはず。
ワンルームや1Kの限られた空間でも、ちょっとした工夫で仕事や勉強に集中できる空間をつくれます。

例えば、ワンルームで作業スペースとベッドの距離が50cmしかない。
そんな環境でも「ここは仕事モード」「ここは休憩モード」とエリアを分ける意識を持つだけで集中力は変わります。
仕切りの代わりになるアイテムも工夫次第。

  • 突っ張り棒+布でカーテン風に仕切る
  • カラーボックスやパーテーションで簡易の“壁”をつくる
  • ラグの色や素材を変えてゾーンを分ける

これだけでも脳が「今は作業の時間」と認識しやすくなります。
逆に、ベッドの上でノートパソコンを開いて作業をしていると、どうしてもダラダラしてしまいがち。
物理的にスペースがない場合でも、「座る場所」「光の当たり方」「背景の見え方」など、切り替えポイントを作りましょう。

快適さよりメリハリを意識したレイアウトを

自宅だと、つい快適さを優先してしまうけど、集中したいなら「ちょっと不便」くらいがちょうどいい。

  • あえて座椅子ではなく、背もたれのあるデスクチェアを使う
  • ベッドが見えない方向に机を配置する
  • デスクライトで「ここは作業モード」という演出を加える

さらに、作業時間だけ照明の色を変えるのも効果的。
昼白色(白っぽい光)は集中しやすく、夕方以降は電球色に切り替えるとリラックスモードになれる。

あとは「誘惑を視界から消す」も鉄則。
ゲーム機やお菓子、スマホの充電コードなど、“集中を削ぐアイテム”は物理的に見えない位置に置こう。
100均の収納ボックスや、目隠し布も使える味方です。

部屋の広さや間取りに関係なく、「集中できる空間」はちょっとした工夫でつくれます。
ポイントは、「オンとオフを分ける仕掛け」を部屋の中にちりばめること。

さらに、「見た目が好きな空間にする」のも地味だけど大事。
お気に入りの雑貨や観葉植物、香りのアイテムなど、「ちょっと気分が上がる仕掛け」を散りばめておくと、モチベーションの維持にもつながります。
集中できる部屋は、あなたの暮らし全体の満足度も高めてくれるはずです。

すべてを完璧にやろうとせず、まずはひとつだけでも「自分のスイッチが入りやすい工夫」を取り入れてみると、作業効率が変わりますよ。